バイオマスについて知りたい方、投資をお考えの方、廃材の処理などをお考えの方など多くのお問い合わせがありますが、

ホームページで丁寧に説明したいとは思いつつもなかなか整理つかず、

まずはブログに残してから整理してホームページに反映していこうと思います。

導入をお考えの方へも、バイオマス発電についてただ現場の情報を知りたい方にも

参考にしていただけれる情報を提供していければと思います。

とはいえ、私はイタリア語通訳要員で機械について素人ですので、

拙い表現になり読み辛いかもしれませんがご了承いただければと思います。

 弊社ではESPE社のCHiP50コージェネレーターという木質チップを使ったガス発電機を輸入販売、設置、メンテナンスを行っております。

第一号機は、山形県高畠町のライスセンターの倉庫に設置しました。

CHiP50は、屋内にエンジン部とガス化炉システムの二つのユニット、屋外に予備乾燥機、乾燥機、排出部(灰)、(燃料に適していなくて落とされた木質チップ)の構成になっています。

 後にボルター社のバイオマス発電機(40kw)を見学しましたが、比べるとESPE社のバイオマス発電機の方が大きいかと思います。

 特に高さが違う印象です。ESPE社のバイオマス発電機は、フィルター部が大きいので若干高めです。またブリッジ防止ようのドロップ部が高いので、高さは他社のよりあるかなという印象です。

 ただ、無理にコンパクトに作られていない分、放熱等の問題を抱えたことはありません。

 バイオマス発電機の設置に必要なスペースは、コンテナ4台分くらいでしょうか。

 エンジン部と配電盤でコンテナ1台分、ガス化炉と制御盤で1台分、あとドライヤーと灰排出庫で1台分、と予備乾燥機3㎥

弊社の発電所は倉庫なのでだいぶ余裕がありますが、

コンテナ4台分と高さ4m、日本の平均的な1戸建てくらいの大きさ・・イメージつきやすいでしょうか。

 あとは、このバイオマス発電機はコールドスタートと言って、機械が冷えてしまった状態から起動する時は、ガスが温まるまで外部に繋がれた管でガスを直接燃焼して温まるのを待つシステムがあり、多少火の粉が飛ぶので、森の中など燃えやすいものがあるところの設置は囲いなど工夫する必要があると思います。