CHiP50コージェネレータ-使用例

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農家での活用方法

イタリア中部ウンブリア地方とトスカーナ地方の境目にある農家を訪れました。

 こちらはタバコとオリーブの栽培、また山林を保有しており、700~800t/年をバイオマス向け、200t/年を木材向けとして原木の生産をおこなっております。 バイオマス向けは発電と薪の販売です。

木材は生木の状態ですので、含水率を下げるために、生木から10%台まで乾燥させる機械を導入されました。

 コージェネレーターの導入は売電目的です。排熱はチップの乾燥に利用されています。

導入初期は乾燥不足や選別不足により運転トラブルなどが多かったそうですが、そのコツを掴んでからは、燃料を安くすませるかではなく、使えないチップの有効活用を考えられています。

 この歩みはどこのユーザーさんも同じで興味深かったです。

 こちらでは、ドロップしたチップは、再度乾燥させブリケットという、大き目のペレットにして再度燃料として投入するという実験をされていました。

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