CHiP50コージェネレーターとは

イタリアのESPE社により開発された木質チップガス化装置型発電機です。

ガス化装置部とエンジン部の2つのユニットで構成された発電機で、木質チップを燃料とした発電機です。

50kwという小型発電機で、エンジン排熱などを利用して更にエコロジーなエネルギーを有効的に活用することが可能です。

エスぺ社について

エスぺ社は風力発電からスタートし、その技術や経験を基にバイオマス発電などの再生可能エネルギーに力を入れている会社です。

CHiP50コージェネレーターの特徴

マシンそのものの値段も他社に比べお手頃ですが、弊社のコージェネレーターはパワコンや廃熱を利用した予備乾燥機、乾燥機、設置代を含んだ設定。パワコンはESPE社によりテストを行う為、煩わしい申請の必要がありません。

 当マシンは、ガスのクリーンさをコンセプトに設計されているので、機械を汚しにくく長期的に少ないメンテナンス回数で維持することが可能です。

CHiP50コージェネレータ-は、50kwからスタートして燃料や投資の状況に合わせて台数を増やして連結することが可能です。

またコンテナ仕様などもございますので、建物を建てるスペースがない場合などに対応できたりなど、状況に合わせて設置することが可能です。

発電機の起動はメッセージに合わせてボタンを押す簡単操作で特別に制御画面を監視する必要は特にありませんが、制御画面には絵や色、機械のポイントに番号つけるなどで視覚的に機械の状況を把握することができます。

直接発電量や機械の状態に影響する部分の木質チップ発電での生命線となるのがチップの乾燥度。CHiP50コージェネレータ-にはアタッチメントとして、エンジン排熱を利用したドライヤー、予備乾燥機を設置することが可能です。

CHiP50コージェネレータ-にはリモートが搭載されており、インターネットを介してインターフェイスの情報をどこからでも確認することが可能。

また、イタリアの製造元や弊社も介入することができるので、機械のトラブル発生時に確認が可能。

その為、過去を遡っての機械のトラブル等のデータも取得でき解析を行えるほか、燃料でのパフォーマンスの違いなどのレポートが把握しやすくなっています。

CHiP50コージェネレータ-のプロセスダイアグラム
エンジン排熱の利用例

スパの加温や客室の給湯に

モンブランにあるリゾートホテルでは、排熱をスパの加温、客室の給湯に使用されています。

工場内の暖房に

こちらでは排気熱を工場内の暖房に使用されています。電気を使わないので、かなりの節約になったそうです。

熱湯を使う工場に

こちらの工場では羽毛の洗浄に使われていました。洗浄を必要とする工場では有効的に活用できます

成功の秘訣

燃料がカギ

木質チップガス化装置型の発電機の場合、成功のほぼ8割を占めるのが「燃料」です。

 木質チップの燃料には、「素材」「大きさ」「乾燥」のそれぞれの条件がダイレクトに発電量に影響します。

一般的には、針葉樹で硬さのある樹木が望ましく、栗の木のようにタンニンが出るような性質の樹木はタールが発生しやすい為にガス化装置型の発電には向きません。

 また、木質チップからガスを発生させるために、ある程度の大きさがないとガス化する前に燃焼してしまい、発電量に繋がりません。しっかりと選別して、細かいチップはボイラーやペレット化して販売などと、チップの再利用を考える会社ほど成功しているようです。

また乾燥度が直接の発電量に影響されます。発電を急ぐあまりに含水率が高いチップを使用すると発電量が下がり、ガス化炉の温度が下がりタールが付きやすくなったり機械への影響も出てきます。

燃料への理解がビジネスの成功のカギとなっています。

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